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本日の「論語」(2)
「本日の論語」第二回。第一回はこちら。過去の記事一覧はこちら


巻第一 為政第二 3
子の曰わく、これを道びくに政を以てし、これを斉(ととの)うるに刑を以てすれば、民免れて恥ずること無し。これを道びくに徳を以てし、これを斉(ととの)うるに礼を以てすれば、恥ありて且つ格(ただ)し。

訳: 先生が言われた。「法律などの小手先の政治で導き、刑罰で統制していくならば、人民は法の抜け道をすり抜けたとしても恥ずかしいと思わないが、道徳で導き、礼で統制していくならば、道徳的な羞恥心を持って、そのうえに正しくなる。」

礼・・・法律と対して、それほど厳しくはない慣習法的な社会規範。

 この節も、現代における「論語」の存在意義をよく表している。現代において、何かが起こったときにそのたびごとに話題にのぼるのは、それを起こさないためにはどのような法律を作るか、どのような刑罰を与えるか、ということである。それは法治国家としての当然の姿であり、それが無意味というわけではない。しかし、その一方ですべてを法律にゆだねてしまうということについてのデメリットも考えなければならない。

 それは、端的に言えば窮屈になるということだ。法律というのは個別の案件を想定するものではなく、ある程度の普遍性を持つものであり、それだけに杓子定規なものとならざるを得ない。すなわち、人間の感覚からどうしても乖離したものとなってしまう。けれども、そうなると何らかの具体的な案件での物事の整理を成文化したはずのものが、その具体的な案件とは無関係な場面においても意味を持つようになり、かつ、そもそもの目的とは別に、それ自体が唯一無二のルールになるということになってしまう。このように法律が現実にそぐわないものになってしまえば、それに対する信頼感も薄れる。そして、その結果、ここに述べられているように法の抜け道をすり抜けようが恥とも思わないようになってしまう。

 具体的な例を挙げよう。およそ10年以上前にもうなってしまうが、少年犯罪が数件起きて大きな問題になったことがあった。成人に満たない者は、何らかの罪を犯した場合にも成人同様の処分ではなくて一定の刑の緩和がなされることになっている。これは「未成年者の人格の可塑性に着目しているため」とされる。つまり、まだまだ子どもなので、変わる可能性が残されているから、というのが本来の意図である。しかし、そのように定められていることにより、悪意を持った者によっては「未成年のうちであれば殺人を犯しても死刑にはならない」というように理解がなされるようになった。この発想には、本来の意図であった「人格の可塑性」などというものは言うに及ばず、人を殺すということについての罪の意識さえも忘れ去られてしまっている。

 この例は極端であり、これについて抜け道をすり抜けようなどという輩はそれほど居ないであろうが、法律というのは必然的にこのような性質を持つ。こうした現代の当たり前に対して、「論語」が主張するのは「礼」である。礼とは、慣習法的な社会規範、その社会における人々によってある程度共有されている決まり事、とでも言えば良いだろうか。それは法律のように成文化されていないだけに、あいまいではあるが同様に柔軟でもある。それだけに現実との距離感を法律よりも保ちやすく、形骸化も相対的にはしにくい。

 もちろん、今の日本のように巨大な国家の中ですべての法律を捨て去って、礼のみで統治を行うということは現実的ではないし、それがわたしの意図であるわけでもない。その言わんとするところは、法律一辺倒主義の危険性、そして、それに陥らないためのもう一つの軸としての礼の提示である。もっと偉そうに言うと、西洋的な発想の行き過ぎを抑えるための、一種のスパイスとしての東洋的発想である。


☆本日のコピペのコピペ☆

211. Posted by     2008年11月07日 23:19
体育の時間ジャージに袖を通したら
洗濯の時に母ちゃんのパンツが入ってたらしく勢い良く飛び出た
お陰で中学のときのあだ名はパンティーマジシャンだった

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