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事業仕分けで見えたこと
民主主義のこの世の中の担い手は誰か。主権者、最大の権力を持つものは誰か。それは公民の教科書を開き直すまでもなく、我々国民である。政治家ではない。とはいえ実際のところでは、これまで国民は政治家の検討した結果を受け取るだけであって、それに至るまでの政策決定プロセスへ立ち入ることはほとんど不可能だった。そして、それに対して国民の側が大々的に反対するということも、頻繁にあったわけではない。言うなれば、政治家の勝手に作った料理を、国民は多少文句を言いつつも食べていたわけである。

これは本来あるべき姿ではない。国民の側がどういったものを作ってくれという要望を出し、それに沿ったものを政治家が作るというのが本来のあり方であろう。けれども、実際にはそうでなかった。その理由は多々あるのだろう。そもそも民主主義というシステムが民主的なプロセスを経ないままに、つまりそうありたいという国民の意志なしに始まってしまったところに最大の悲劇があると思うのだがともかく。戦後当時としても、そして60年以上経った今でも、我々が主権者だというような意識はない。あるとしても非常に希薄である。一般的な国民の感情として今も健在であるのは、政治はお上のもの、という意識ではなかろうか。お上のものなのだからそれに参加する必要はなく、自分が自分の仕事に勤しむように政治家という政治を生業とする者が政治に勤しんでいれば良い、という考えである。

この割り切りというか無関心が結果として政治家の身勝手、現在の停滞というか体たらくを許してきたのだけれども、これらをすべて政治家の責任にしてしまうことは間違いだろう。「晩ご飯は何にする?」と聞いたところで「何でも」と言われたにもかかわらず、出てきた献立に文句を言われたらそれはどちらの責任だ、ということになるだろう。それと同じことだ。国家運営の仕組みが本来どうあるべきかという中長期的な議論はあるが、少なくとも現行のシステムに則って言えば、繰り返しになるけれども国民も政治に関心を持って、その集合体である世論を背景として政治家が実務を行うというのがあるべき形だろう。


無駄ごとを並べてきたけれども、今日のネタもやはり事業仕分けである。奇しくも、このような動きのきっかけとなりそうなのが最近話題の事業仕分けである。わたしは前回の記事で、この事業仕分けが政策の決定プロセスを明らかにすることにより、国民的な議論を巻き起こしている点を評価した。これに関するニュースは連日トップで扱われ、その俎上に載ったさまざまな案件について国民の関心が大いに高まっている。基本のトーンはこれまでもあったような公務員批判であるけれども、興味深いのは関係各者からの応酬である。科学技術予算関係では著名な研究者、大学のトップなどが相次いで声明を発表し、仕分けの結果を批判している。

ノーベル賞野依氏 「歴史の法廷に立つ覚悟あるのか」 事業仕分けのスパコン予算カットに

事業仕分け:科技予算削減「世界潮流に逆行」 旧帝大学長ら声明



結果はまだ分からないけれども、今の日本でノーベル賞受賞者というのは水戸黄門クラスであり、メダルは印籠に値する。彼らに満足行く結果が出なければ、世論は与党への批判を強めるばかりだろう。よって、少なくとも当初の案に逆戻り辺りで落ち着くのだろう。

事業仕分け:科技予算、議論白熱 ノーベル賞6氏に首相配慮 「知的財産活用したい」

ただし、これらすべての内容がこれからの科学技術に不可欠と言えるかというと疑問符が付くものもあるようだ。

「国内最速」スパコン3800万 開発のあり方めぐり議論は必至

沈没した「スパコンの戦艦大和」



けれども、今回の件は二つのことを明らかにしたという点で、これからの科学技術にとって良い影響を与えると思われる。

一つは、たとえ学問であろうとも、予算を獲得するための努力をしなければならないということ。これまで研究者が公然と政治に口を出すということは少なかったように思う。彼らは二言目には「学問の独立」という言葉を持ち出して、政治への関与は恥ずべきことという意識があるような印象を受ける。けれども、これだけ国家の財政が危機的状況にある中、何の説明もなしに金だけよこせというのは虫の良すぎる話である。
研究者の口癖として、「役に立たない学問こそが大事なのだ」というものがある。たしかに、性急に結果を求めるようなことでは偉大な研究はなし得ないのだろう。しかし、「役に立たない学問」が本当に役に立たないというわけではないはずで、それはたとえば将来的にものすごい発見につながる可能性がある、または役には立たないけれども面白い(ネタになる)というように、何らかの価値はあるはずである。はっきり言って、これまで日本の研究者このようなことを十分に行ってきたとは言い難い。彼らの言う「学問の独立」が「学問の孤立」を招き、予算削減の議論にまで至ったことこそ恥ずべきこととして、日本の研究者は学問の重要性やおもしろさを政治家や国民といった自分たち以外の人間へ伝えられるようもっと努力すべきだろう。


もう一つは、国民がそれなりに学問の重要性を理解しているということ。強烈な追い風はあったものの、世論としても日本は科学技術で生き残るしかないという意見はよく聞かれ、削減への批判の声は特に強かった。国民の側でも日本にとって学問がいかに重要であるかということは十分に理解されているのである。
この事実は、これからの科学技術予算拡大のための前向きな要素となろう。今回、世論の支持は予算を守るために活用されたけれども、これは攻めに転じる際の武器としても有効である。よく指摘されるように、科学技術予算の全予算に占める割合は諸外国と比べて低い水準にある。この世論を背景とすることで、多少改善されることを期待している。


国際競争力の強化のための科学技術 (2枚目のスライドに他国との比較あり)

もっとも、これがいつまで経っても改善されないのは当事者たちの真剣みが概して薄いためであって、問題は根深い。今回の件にしても、予算が大幅に減らされることになってようやく声を上げたという次第である。真に学問が重要であると考えるのであれば、このような事態になる前にもっと政治に働きかけるなり、国民に問いかけるなりという行動は取ることができなかったのかと思う。こんな調子では、学問の大切さなどというのは単に自分たちが好き勝手な研究をやるための言い訳なのではないかと邪推したくもなる。国民は学者たちの手遊びのために税金を投じているわけではない。この税金の重みについて考え直さなければ世論の支持は得られないだろうし、将来的な日本の科学の発展もおぼつかないだろう。


色々書いてきたけれども今回の内容をまとめると、思うところがあれば何らかの行動を起こすべき、ということとなる。高度成長など夢のまた夢で、かつ国家財政が逼迫する中、何でもかんでもやるだけの余裕はもはやない。その中では必然的に「選択と集中」が必要となる。数ある国家の手掛ける事業の中で、科学技術が「選択」され、「集中」的に予算が投じられるようになるためにはこれまで以上に努力が必要になってくる。この努力とは、関係者以外に対して学問の重要性、おもしろさといったものを広報することである。このような努力はこれまで研究者にとって無縁だったのだろうが、そんなよき時代はすでに過去のものとなりつつある。この状況で彼らがどのような行動を取るか。それは彼らが学問全体を真に不可欠なものとして考えているのか、それとも自分のオモチャを取り上げられそうになって騒ぎ立てているだけなのかを知る試金石となろう。


☆本日のコピペのコピペ☆

9 名前:774RR[sage] 投稿日:2009/11/07(土) 00:07:04 ID:Ofb8Bi61
プルサーマル計画をご存じでしょうか?

プルサーマル計画とは、原子力発電所から発生する使用済み核燃料のリサイクル計画です。
核燃料にはウラン238という物質が95パーセント、ウラン235という物質が5パーセント含まれています。
このうち燃料として使えるのはウラン235で、ウラン235に中性子を当てると
核分裂を起こしてエネルギーを発します。このまま使い続けるとウラン235は
どんどん無くなり、やがて核燃料の中からほとんど無くなってしまいます。
これが使用済み核燃料です。ところがこの使用済み核燃料の中にまだ核燃料
として使える物質があります。これがプルトニウム239という物質です。
これはウラン238に中性子を当てるとまれにできる物質です。
プルサーマル計画とはそのプルトニウム239を集めて核燃料を作ろうという計画です。

わかりにくいのでちんぽでわかりましょう。

核燃料ってのはつまりまあエロ本ですわな。
皆さんもご経験した通り、エロ本の写真って95パーセントがハズレじゃないですか。
これがウラン238です。これは役にたちません。
で当たりの5パーセントこそウラン235。でも繰り返し何度も眺めてると、やっぱいずれ飽きちゃう。これが使用済み核燃料です。
けど飽きたはずの写真でも、久しぶりに見ると意外にアリじゃないと思うときないですか?
それがプルトニウム239なわけです。
プルサーマル計画ってのは、どんどん新しいのを買うのにはお金もかかるし、古本の置き場もないし、たくさん飽きたエロ本から意外にアリな写真を切り抜いて1冊の新たなエロ本を作る計画です。

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